寿都を支える漁具職人
こんにちは。
7月より寿都に住み着いていろいろとやらせていただいています、Wです。
先日、寿都で漁具の製造・販売・修理などをされている吉野鉄工さんの工場を見学させていただきました。
こちらが場主の吉野さんです。

吉野さんが作られる漁具は全て手作りです。
例えばこの鉤(カギ)と呼ばれる漁具。


アワビなどを引っ掛けて獲るためのものですが、この日吉野さんの工場に置いてあったものだけでも7~8種類。
基本的に地域ごとに区別されていて、すべて微妙に形が違います。
吉野さんが手がけているのはこれではなく、個人で発注されているものを含めれば数十種類にのぼります。
用途は同じでも、場所によって地形が異なることなどにより、それぞれの土地にあった漁具を使っているのだそうです。
何より、使い慣れたもの、自分の手にあったものを使いたいという一人一人の声に応えたいという気持ちがこのような形になっているそうです。
その結果、大量生産には向かないので、一つ一つ手作りすることになります。
作業効率を考えると割に合わないのかもしれませんが、吉野さんに頼めばイメージ通りの漁具を作ってもらえると、近隣の市町村に限らず、道内各地から注文が舞い込んできます。
特にベテランの漁師さんほど道具へのこだわりも強いでしょうから、吉野さんがいなければ仕事が続けられないという人も多いんだと思います。
そういう人たちの思いに応えるために、吉野さんは手作りの漁具にこだわっています。
漁=漁師さんの技、と思い込んでしまいがちですが、漁師さんの力だけで漁業が成り立ってるわけではなく、見えないところにも熟練の技術が活かされているのだなあと改めて気づかされました。
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事前にお話し好きな方だと聞かされていましたが、『職人』という言葉を聞いて、
「やっぱり寡黙な方なのだろうか?」
「気難しい人なのではないか?」
と、少し緊張しながら伺ったのですが、会ってみるとびっくりするほど明るい方。
忙しいにも関わらずたくさんお話を聞かせていただき、とても感謝しています。
今、吉野さんは漁具のほかにも、漁具をかたどったストラップなども手がけています。

左側と真ん中が実際の漁師さんが使っているタモ、右側がそのタモのミニチュアストラップです。
他にもいろんな形のものを製作していく予定なのだそうですが、ただ漁具をかたどっただけではなく、それぞれの形に意味が込められているそうです。
その意味については、是非実際に吉野鉄工さんに行って、お話を聞いていただければと思います。
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吉野鉄工
〒048-0415 北海道寿都郡寿都町字歌棄町歌棄210番地
Tel 0136-64-5022
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寿都町市街から国道229号線を岩内方面へ約10km(車で約15分)、セイコーマートやレストランうたすつがあるあたりにあります。
見るからに工場という感じで、一見入ってはいけないようにも感じてしまいますが、吉野さんいわく「いつでも見学OK」だそうです。
また、みなとま~れ寿都の売店でも販売していますので、どうぞお立ち寄りください。
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